人生のヒント シンラインのインド1周の旅

大学卒業後に就職せずに皿洗いをしてインド1周の旅へ!人生のヒントが詰まった20代の記録。

超満員電車にサンキュー

都内の通勤等で満員電車に乗る日本人はなんて我慢強いと思うことがあるかもしれませんが、流石に自分の横に人がいても、上に人がいる事はないと思います。なんとここインドでは、荷台のところに人がいるんです。写真はその満員電車が少しだけすいた時に撮影しました。一番等級の低い車両に乗ったのですが、本当やばい混み具合でした。

どうでも良い話ですが、インドへ行く直前、日本にいるときに1日使い捨てのコンタクトが目の中で破れて、眼科にいってもどこにあるかわからず、知らずにとれたと思っていました。しかし、実際は中に入ったままだったようで、それがインドの満員電車に乗ってたときに顔が押されて、目から破れたコンタクトがでてきました。あー良かった(笑)。インドの満員電車サンキュー。そしてサンチーへ到着し、仏教遺跡のストゥーパを見ました。とてもキレイなレリーフで、繊細な彫刻がほどこされていました。観光客はおらず、静かに一人で見る事ができました。サンチーにもサンキュー。

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リキシャーとタージマハルとサル

まずは、タージマハルを目指して移動するため、電車の切符を買いました。電車の等級を理解してなくて、車両のどこが何等車両か分からず、間違えておそらく2等車両に乗りました。周りのインド人たちが、この切符違うけどまぁ良いよと座らせてもらえて一安心。駅に着くと日本人の観光客も他にいて、それぞれの自転車リキシャーに乗ってホテルまで移動しました。この時私が乗ったリキシャーのお爺さんは、仙人のような人でホテルまで暑い中移動し、いくら払えば良いか聞くと、いくらでも良いというのです。相場が分からず、適当に払いましたが、かなり安い金額だったと思います。他の人を乗せた若いリキシャーの人は、少し不満そうでした。次の日にその若いリキシャーの人に来てもらいタージマハルを目指す事になりました。そして当日、若者たちはどうやら昨日の金額と今日の予定金額が不満だったのか、灼熱の太陽の下、こちらが倒れそうになるまで意味もなく走り回られました。文句言って何とかタージマハルに到着。やっぱり凄い美しさでした。私の最初のインド世界遺産はタージマハルとなりました。もう一つ、川の対岸にタージマハルが見える近くのお城にもいきました。タージマハルは王女のお墓(霊廟)で本当は対岸に、王様のお墓として黒のタージマハル作る予定だったそうです。

次の日にすぐに、別の街に移動するためリキシャーに乗って駅へ移動しました。別の老人でしたが、降りる時に電車の中のスリに気をつけてるように再三言われました。この老人もとても良い人でした。

リキシャーの金額交渉もまだ慣れない中、少しずつ学んでいる頃ですが、心の豊かな老人との出会いから感じることは多かったです。

写真は、タージマハルとなぜかホテルの窓にたたずむサルです。

 

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出発

一度決めた後は、インドへ旅に行くこと以外考えませんでした。就職活動はせずに、まずは、皿洗いのバイトを始め、さらに入力バイトもして24万円貯め、8月にインドへ出発しました。

デリー空港に着いた時に、偶然同じ飛行機に大学の同期が乗っていてデリー空港から市内までは一緒に移動しました。彼はSEの仕事の関係でインドに来たとの事で、最初の移動は安心して市内までできました。彼とはそこで別れて、私はまずは今日の宿探しからです。宿を見つけて外を歩きましたが、半端なく暑い😵。結局30分でバテてしまい、ホテルに戻り夕方まで外出しませんでした。想像以上の気温にまずはノックアウトぎみ。果たして旅は続けられるのか、、。

写真は、たしか初日のデリーのホテルからだったと思います。まだ、外の世界におびえて閉じこもってる感じですね(笑)。つまらない写真ですいませんが、載せておきます。

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そこにはインドがあった

大学4年生の時、このまま社会に出ることへの漠然とした違和感がありました。何かが足りない感じですがはっきりわからず、どうすれば良いかわかりませんでした。

そんな頃、久しぶりに中学校時代の恩師と飲みながら話す機会がありました。話をしていると、突然「おまえインドでも行ってきたら」と言われました。私は、とっさに「行ってきます」と言っていました。大学を卒業した後、就職せずに旅に出る事を決めましたが、不思議と怖くありませんでした。むしろそれが自分の道のように感じました。何か足りないと感じて探していた場所、そこにはインドがあったのです。これから、このブログでは過去のインド1周の旅の記録を少しずつ書いていこうと思います。

写真は、パンピに向かう電車の中での一コマです。

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