人生のヒント シンラインのインド1周の旅

大学卒業後に就職せずに皿洗いをしてインド1周の旅へ!人生のヒントが詰まった20代の記録。

インドの孤児院へ

インド最南端の町カーニャクマリの岬でボーと海を眺めてました。

とうとうここまで来たかと感慨にふけっていると初老のインドの老人に

老人「お前のカーストはなんだ?」

私「え!?」

老人「・・・・」

私「カーストはないです。」

というと、うなずきながら去って行きました。

しばらくそのまま、ボーとしていると青年たちが近ずいてきて話しかけられました。

何を話しかけられるのかな?と思っていると

青年「近くに私たちがいる孤児院があるので来ませんか?」

と言われました。

旅勘から相変わらず問題ないと判断し、すぐに私はついて行きました。

下の写真がその孤児院です。

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孤児院

ストリートチュルドレンは、ほとんどの大都市にはいるのでこのような孤児院はインドには数多くあるのかもしれません。この孤児院は、個人で2人の老夫婦が運営されていました。小額の寄付と持ち物を少し渡しました。料理の準備をしている時に、何人か学校に行っている子供たちが帰ってきました。そのあと、食事を少し一緒にいただきました。

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食事の準備中 洗い物

インドで時々見かけたと思いますが、部屋の入り口の前あたりに下の写真のような模様が描いてありました。魔除けとかでしょうか?

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地面に描かれた模様

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孤児院の子供たち

みんな屈託のない笑顔でよく笑う良い子たちでした。日本の旅行者が来るのが珍しいのかみんなで一緒に笑いながらはしゃいでいました。

必ずこういう時ものすごくはしゃぐ子が何人かいますが、水色の服着た子はすごく騒いでいました(笑)。紫の子も写真を撮っていたら顔をカメラに近ずけてきました。その時のピンボケした写真が今でも残っています。そう言えば、子供たちと腕相撲もしました。

みんなの笑顔はすごく印象に残っています。きっと、老夫婦に愛されて暮らしているのだなぁと思いました。

彼らが持っている本当の意味での豊かさに心が癒される感覚がありました。彼らの笑顔は一生忘れないと思います。ここに来れたことに感謝しインド最南端の地からこの後北上していきます。

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孤児院の子供たち

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みんな笑顔